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山の挽歌-松田白作品集-
大正4年から平成6年にかけて生き、山をこよなく愛した父、松田白(きよし)の随想・詩などの作品集です。
山の挽歌-松田白作品集-
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詩
› 月の高原にて
2009年03月08日
月の高原にて
月に濡れた女性(ひと)は
花を摘み
花に埋もれ
高原の夜を歩む
夢ほのぼのと
何時しか君は「花の精」
白き手に
青ざめし藤色の
花のかぎろい
君が頬の 清き微笑み
月影のこぼれて散りて
花ならば君 静かに居ませ
人なれば君 我と語らん
アルテーミス
汝は冷たき純潔の光
汝は愛だに知らぬ女神
この原に在るは二人
この宵に 夢ほのぼのと
花に埋もれ 花よりも清く
(1946年秋、霧ヶ峰にて)
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